すでに発見されている封泥の官職名を勘案すれば、郡右邸印であろう。出土例あり。『漢書』百官公卿表では、秦官に典客の属官として郡邸があり、長(長官)・丞(次官)が置かれたとある。顔師古は「主諸郡之邸在京師者也」と注する。ただし、郡邸が左右に分かれていたかについては記載なし。
作品名 | 封泥「郡右邸印」 |
ふりがな | ふうでい「ぐんゆうていいん」 |
作者 | 不詳 |
国名 | 中国 |
制作年 | 秦 統一前後 |
寸法 | 2.45×2.85×0.8cm |
目録番号 | 97-0050-74 |
釈文 | 〓右邸印 |
すでに発見されている封泥の官職名を勘案すれば、郡右邸印であろう。出土例あり。『漢書』百官公卿表では、秦官に典客の属官として郡邸があり、長(長官)・丞(次官)が置かれたとある。顔師古は「主諸郡之邸在京師者也」と注する。ただし、郡邸が左右に分かれていたかについては記載なし。