小倉百人一首

おぐらひゃくにんいっしゅ
     

小野鵞堂(1862~1922)は、明治大正から時代を代表する仮名の書家である。斯華会(このはなかい)を起こし、通信教育によって鵞堂流を広めたという。当館の創立者・原田観峰も幼少期、斯華会に所属していたと、後に回顧している。​

この作品は、京都の賀茂川のほとり、水清く、風涼しげな頃、明治癸巳(1893)の年、八月上旬に書いたという跋を付す。​人びとを魅了する、美しい仮名のお手本である。

                                           
作品名小倉百人一首
ふりがなおぐらひゃくにんいっしゅ
作者小野鵞堂
国名日本
制作年大正15年(1926)
寸法22.5×15.5cm
目録番号KOH-0001

小野鵞堂(1862~1922)は、明治大正から時代を代表する仮名の書家である。斯華会(このはなかい)を起こし、通信教育によって鵞堂流を広めたという。当館の創立者・原田観峰も幼少期、斯華会に所属していたと、後に回顧している。​

この作品は、京都の賀茂川のほとり、水清く、風涼しげな頃、明治癸巳(1893)の年、八月上旬に書いたという跋を付す。​人びとを魅了する、美しい仮名のお手本である。

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