小学習字手本

しょうがくしゅうじてほん
     

明治7年(1874)、師範学校で用いられた教科書です。学制公布後、比較的早期の段階で出版されたものです。書を担当した人物は分かりませんが、王羲之(303~361)や巻菱湖(1777~1843)の書風を学んだ書家だと思われます。

師範学校は、学制公布後に作られた教員を養成する教育機関です。明治7年といえば、府県への移管(明治11年)以前であり、国による管理下の師範学校で利用されたものとして貴重なものです。

                                           
作品名小学習字手本
ふりがなしょうがくしゅうじてほん
作者文部省師範学校編
国名日本
制作年明治7年(1874)
寸法21.5×15.0cm
目録番号KSY-0011

明治7年(1874)、師範学校で用いられた教科書です。学制公布後、比較的早期の段階で出版されたものです。書を担当した人物は分かりませんが、王羲之(303~361)や巻菱湖(1777~1843)の書風を学んだ書家だと思われます。

師範学校は、学制公布後に作られた教員を養成する教育機関です。明治7年といえば、府県への移管(明治11年)以前であり、国による管理下の師範学校で利用されたものとして貴重なものです。

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