山水図横披

さんすいずおうひ
     

山水画を得意とし、清時代初期の四王(王時敏、王鑑、王翬、王原祁)を多く学びました。画面上部から垂れ下がってくるような山塊の表現は、その影響です。

水分の多い墨を好んで用いますが、画風はさっぱりとしています。河上の空間を開け、風が通り抜けるようにしている点は、爽やかさの演出でしょうか。

                                               
作品名山水図横披
ふりがなさんすいずおうひ
作者顧澐
国名中国
制作年清時代後期 光緒14年(1888)
寸法28.6×62.5cm
目録番号5b-8917
釈文戊子秋七月写 若波顧澐

山水画を得意とし、清時代初期の四王(王時敏、王鑑、王翬、王原祁)を多く学びました。画面上部から垂れ下がってくるような山塊の表現は、その影響です。

水分の多い墨を好んで用いますが、画風はさっぱりとしています。河上の空間を開け、風が通り抜けるようにしている点は、爽やかさの演出でしょうか。

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