溥儒(1896~1963)は清朝の宗室で、姓は愛新覚羅、字は心畭、義皇上人と号した。道光帝の曾孫、宣統帝の従兄に当たる。幼少から書・画の教育を受け、辛亥革命で清朝が崩壊すると隠棲して書画制作に没頭した。はじめて絵画作品を発表すると、画壇に大きな反響を呼んだ。その後は売画で一家を養い、解放後は台湾に移住して画学の教授となった。本作は、明るい色彩と繊細な筆致による山水画で、溥儒の得意とした画題である。
作品名 | 山水図 |
ふりがな | さんすいず |
作者 | 溥儒 |
国名 | 中国 |
制作年 | 中華民国 |
寸法 | 100.5×31.7cm |
目録番号 | 4b-0188 |
溥儒(1896~1963)は清朝の宗室で、姓は愛新覚羅、字は心畭、義皇上人と号した。道光帝の曾孫、宣統帝の従兄に当たる。幼少から書・画の教育を受け、辛亥革命で清朝が崩壊すると隠棲して書画制作に没頭した。はじめて絵画作品を発表すると、画壇に大きな反響を呼んだ。その後は売画で一家を養い、解放後は台湾に移住して画学の教授となった。本作は、明るい色彩と繊細な筆致による山水画で、溥儒の得意とした画題である。