胡粋中(1899~1974)は水彩画を得意とした画家である。蘇州の美術専門学校を卒業後日本に留学し、日本大学で芸術の研究に従事した。帰国後は蘇州美術会の会長などをつとめ、解放後は美術学校の教授を歴任した。また、国内各所で個展を開き、ともに好評を博している。『胡粋中水彩画集』なども出版している。本作は、代表的画題である山水を水彩技法で描いているが、款記・落款などは伝統的様式を踏襲しており、斬新である。
作品名 | 山水図 |
ふりがな | さんすいず |
作者 | 胡粋中 |
国名 | 中国 |
制作年 | 民国33年(1944) |
寸法 | 65.6×34.0cm |
目録番号 | 5a-0307 |
釈文 | 満船載月一櫂泝清流甲申冬至粋中/十一月二十日 学型先生新厦落成 張子幼芬沙子一民張子 聘儒嘱写此幀以誌 慶賀粋中又記 |
胡粋中(1899~1974)は水彩画を得意とした画家である。蘇州の美術専門学校を卒業後日本に留学し、日本大学で芸術の研究に従事した。帰国後は蘇州美術会の会長などをつとめ、解放後は美術学校の教授を歴任した。また、国内各所で個展を開き、ともに好評を博している。『胡粋中水彩画集』なども出版している。本作は、代表的画題である山水を水彩技法で描いているが、款記・落款などは伝統的様式を踏襲しており、斬新である。