岩王寺石硯

しゃくおうじせきけん
     

岩王寺石の名前は、岩王寺という寺院の奥から産出した石で作った硯を、能書として著名な嵯峨天皇(さがてんのう)が愛用したことに由来する。現在は、ほとんど産出されないという。嵯峨天皇が絶賛し、和硯の中で並ぶものがないとまで称した逸品である。

                                           
作品名岩王寺石硯
ふりがなしゃくおうじせきけん
作者不詳
国名日本
制作年不詳
寸法5.9×15.8×22.8cm
目録番号YJ-010

岩王寺石の名前は、岩王寺という寺院の奥から産出した石で作った硯を、能書として著名な嵯峨天皇(さがてんのう)が愛用したことに由来する。現在は、ほとんど産出されないという。嵯峨天皇が絶賛し、和硯の中で並ぶものがないとまで称した逸品である。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved