庭訓往来万歳蔵(完)

ていきんおうらいばんざいぐら
     

文政年間に再版出版された「庭訓往来」です。内山松陰堂(生卒年不詳)という人物が書いています。別の版には、歌川直政(一容斎)による口絵があるものがあります。

本文にはルビが振られておらず、返り点のみであることから、江戸前期に出版されたものの再版本だと考えられます。

裏表紙には「信濃更級郡 大豆嶋村 轟芳之助持主」とあり、旧の所蔵者が分かります。大豆島(まめじま)は長野市東部郊外に広がる地域のことで、明治12年(1879)に別の郡域(上水内郡)に変更されたことから、それ以前に所蔵されていたことが分かります。

                                           
作品名庭訓往来万歳蔵(完)
ふりがなていきんおうらいばんざいぐら
作者内山松陰堂
国名日本
制作年江戸時代後期 文政年間(1818~1830)
寸法25.7×17.5cm
目録番号寺往‐091

文政年間に再版出版された「庭訓往来」です。内山松陰堂(生卒年不詳)という人物が書いています。別の版には、歌川直政(一容斎)による口絵があるものがあります。

本文にはルビが振られておらず、返り点のみであることから、江戸前期に出版されたものの再版本だと考えられます。

裏表紙には「信濃更級郡 大豆嶋村 轟芳之助持主」とあり、旧の所蔵者が分かります。大豆島(まめじま)は長野市東部郊外に広がる地域のことで、明治12年(1879)に別の郡域(上水内郡)に変更されたことから、それ以前に所蔵されていたことが分かります。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved