廻紋寿硯

かいもんじゅけん
     

中央上部に、吉祥を意味する紋様を持つ硯。墨堂部分には墨を磨りやすくするためか、特徴的な窪みを持つ。落潮部分の傾斜も急である。

硯式から総合的に判断すると、清時代中期以前に作硯されたものと考えることができる。コレクションが清時代後期から近代の硯が多い中で、貴重な硯といえる。

                                           
作品名廻紋寿硯
ふりがなかいもんじゅけん
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法17.3×11.1×2.5cm
目録番号Y-092

中央上部に、吉祥を意味する紋様を持つ硯。墨堂部分には墨を磨りやすくするためか、特徴的な窪みを持つ。落潮部分の傾斜も急である。

硯式から総合的に判断すると、清時代中期以前に作硯されたものと考えることができる。コレクションが清時代後期から近代の硯が多い中で、貴重な硯といえる。

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