呉凌(生卒年不詳)は、字を子雲といい、広東の人。本作は、梅の木に寄りかかり、うたた寝をする男性と、舞踏する女性を描く。同じ場面に描かれているが、女性は男性の夢の中に現れた天女であり、本作は「羅浮香夢」の画題として有名な逸話で、特に近代になって日本の画家にも愛された画題である。
作品名 | 故事美人図 |
ふりがな | こじびじんず |
作者 | 呉凌 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代末期 光緒32年(1906) |
寸法 | 135.8×34.0cm |
目録番号 | 4a-3317 |
釈文 | 光緒丙午大寒 子雲呉凌 |
呉凌(生卒年不詳)は、字を子雲といい、広東の人。本作は、梅の木に寄りかかり、うたた寝をする男性と、舞踏する女性を描く。同じ場面に描かれているが、女性は男性の夢の中に現れた天女であり、本作は「羅浮香夢」の画題として有名な逸話で、特に近代になって日本の画家にも愛された画題である。