日本女装 中編(一~七)

にほんじょそう ちゅうへん
     

神坂雪佳(1866~1942)は、近現代の日本の画家、図案家。京都に暮らし、明治から昭和にかけての時期に絵画と工芸の分野で多岐にわたる活動をした。本名は吉隆。
本作は、半紙に墨を用いた木版画集であり、雪佳は編集という形で関わっている。この時、雪佳は四十一才。京都市立美術学校教諭、そして、京都で開催された第五回内国博覧会の審査員を務めるなど京都の図案の世界では重鎮的存在であった。その図案に対する見識と経験を買われた上での出版社の依頼であったと考えられる。(参考文献;比嘉明子「神坂雪佳と古谷紅麟の図案集」、『明治・大正期における図案集の研究―世紀末デザインの移植とその意味―』論文編、研究代表者:樋田豊次郎、2002年)

                                           
作品名日本女装 中編(一~七)
ふりがなにほんじょそう ちゅうへん
作者神坂雪佳/編
国名日本
制作年明治39年(1906)
寸法25.0×18.0cm
目録番号KOJ-0017

神坂雪佳(1866~1942)は、近現代の日本の画家、図案家。京都に暮らし、明治から昭和にかけての時期に絵画と工芸の分野で多岐にわたる活動をした。本名は吉隆。
本作は、半紙に墨を用いた木版画集であり、雪佳は編集という形で関わっている。この時、雪佳は四十一才。京都市立美術学校教諭、そして、京都で開催された第五回内国博覧会の審査員を務めるなど京都の図案の世界では重鎮的存在であった。その図案に対する見識と経験を買われた上での出版社の依頼であったと考えられる。(参考文献;比嘉明子「神坂雪佳と古谷紅麟の図案集」、『明治・大正期における図案集の研究―世紀末デザインの移植とその意味―』論文編、研究代表者:樋田豊次郎、2002年)

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