本作は、白髪白髯の老人が桃のなる枝を持つ姿を描く。「寿星」とは、「南極老人」とも呼ばれる長寿を司る吉祥の神である。本作品名は題箋によったが、人物の容姿から、あるいは「東方朔(とうほうさく)」の方が適当かも知れない。「東方朔」とは、漢代の人物で、西王母の桃を盗んで長寿を得たという伝説がある。ともに長寿にまつわる吉祥画である。
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本作は、白髪白髯の老人が桃のなる枝を持つ姿を描く。「寿星」とは、「南極老人」とも呼ばれる長寿を司る吉祥の神である。本作品名は題箋によったが、人物の容姿から、あるいは「東方朔(とうほうさく)」の方が適当かも知れない。「東方朔」とは、漢代の人物で、西王母の桃を盗んで長寿を得たという伝説がある。ともに長寿にまつわる吉祥画である。
作品名 | 寿星図(東方朔図) |
ふりがな | じゅせいず(とうほうさくず) |
作者 | 黄山寿 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代後期 光緒30年(1904) |
寸法 | 134.1×54.6cm |
目録番号 | 4a-0613 |
釈文 | 甲辰嘉平月倣華秋岳筆法 武進黄山寿 |
本作は、白髪白髯の老人が桃のなる枝を持つ姿を描く。「寿星」とは、「南極老人」とも呼ばれる長寿を司る吉祥の神である。本作品名は題箋によったが、人物の容姿から、あるいは「東方朔(とうほうさく)」の方が適当かも知れない。「東方朔」とは、漢代の人物で、西王母の桃を盗んで長寿を得たという伝説がある。ともに長寿にまつわる吉祥画である。