板硯

ばんけん
     

板硯は硯板ともいい、硯面に池がなく、板状の硯である。円形、長方形、正方形などの形があり、中には重量感に富んだものがある。また自然の石材を活かし、僅かに縁を加工したものなど、様々である。

板硯を作硯する理由として、良質な石材のため、加工する必要がないという考え方と、漢代頃の石板状の墨磨り具を模したなどの考え方がある。

                                           
作品名板硯
ふりがなばんけん
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法17.0×11.9×2.4cm
目録番号F4-03

板硯は硯板ともいい、硯面に池がなく、板状の硯である。円形、長方形、正方形などの形があり、中には重量感に富んだものがある。また自然の石材を活かし、僅かに縁を加工したものなど、様々である。

板硯を作硯する理由として、良質な石材のため、加工する必要がないという考え方と、漢代頃の石板状の墨磨り具を模したなどの考え方がある。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved