柳燕図

りゅうえんず
     

劉海粟(1896~1994) は名を槃、字を季芳といい、海翁と号した。幼い頃から絵画を好み、14歳で上海に出て西洋画を学んだ。美術学校を創設し、裸体モデルを使うなど進取の気風のある人物であった。康有為(1858~1927)に書を学び、陳衡恪(1876~1923)とも交流があった。日本で個展を開き、美術視察に渡欧するなどの経験も有する。その絵画は花鳥をよくし、伝統を踏まえつつ拘泥せず、本作のように豪放自由で色彩豊かである。

                                               
作品名柳燕図
ふりがなりゅうえんず
作者劉海粟
国名中国
制作年中華民国
寸法135.8×33.6cm
目録番号5b-0403
釈文海粟

劉海粟(1896~1994) は名を槃、字を季芳といい、海翁と号した。幼い頃から絵画を好み、14歳で上海に出て西洋画を学んだ。美術学校を創設し、裸体モデルを使うなど進取の気風のある人物であった。康有為(1858~1927)に書を学び、陳衡恪(1876~1923)とも交流があった。日本で個展を開き、美術視察に渡欧するなどの経験も有する。その絵画は花鳥をよくし、伝統を踏まえつつ拘泥せず、本作のように豪放自由で色彩豊かである。

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