桃李乳鴨図

とうりにゅうおうず
     

龐左玉(1915~1969)は名を昭という。女流画家。裕福な家庭に生まれ、上海で鄭岳に師事して絵画を学んだ。また、親族の収集家のもとで古今の名跡を実見して修養を積んだ。民国時代から解放後にかけてさまざまな書画会・研究会に参加し、陶磁器の下絵を制作したこともある。その絵画は、惲寿平や華嵒の彩色や写生法を踏襲しており、大衆受けの良い作家であった。本作は、その得意とした色彩豊かな花鳥画である。

                                               
作品名桃李乳鴨図
ふりがなとうりにゅうおうず
作者龐左玉
国名中国
制作年民国30年(1941)
寸法103.1×34.6cm
目録番号5b-7725
釈文辛巳春三月 左玉龐昭写

龐左玉(1915~1969)は名を昭という。女流画家。裕福な家庭に生まれ、上海で鄭岳に師事して絵画を学んだ。また、親族の収集家のもとで古今の名跡を実見して修養を積んだ。民国時代から解放後にかけてさまざまな書画会・研究会に参加し、陶磁器の下絵を制作したこともある。その絵画は、惲寿平や華嵒の彩色や写生法を踏襲しており、大衆受けの良い作家であった。本作は、その得意とした色彩豊かな花鳥画である。

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