桐鶏図

とうけいず
     

陳衡恪(1876~1923)は字を師曽といい、朽道人と号した。陳三立の子。幼少の頃から詩・書・画にすぐれ、20世紀初頭日本に留学し、帰国後は各学校の教員を歴任した。篆刻は秦漢の古印を学び、書は各体に通じた。絵画は山水・人物も描いたが、特に花卉を得意とした。呉昌碩と親交があったことからその影響を受けていた。本作は彼の卒年の作品。鶏の番いの仲睦まじい様子を丹念に描いている。

                                               
作品名桐鶏図
ふりがなとうけいず
作者陳衡恪
国名中国
制作年民国12年(1923)
寸法134.3×45.0cm
目録番号4b-0192
釈文香貯万解馨以千年 癸亥長夏陳衡恪写於京師 癸亥長夏陳衡恪写於京師

陳衡恪(1876~1923)は字を師曽といい、朽道人と号した。陳三立の子。幼少の頃から詩・書・画にすぐれ、20世紀初頭日本に留学し、帰国後は各学校の教員を歴任した。篆刻は秦漢の古印を学び、書は各体に通じた。絵画は山水・人物も描いたが、特に花卉を得意とした。呉昌碩と親交があったことからその影響を受けていた。本作は彼の卒年の作品。鶏の番いの仲睦まじい様子を丹念に描いている。

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