孫雪泥(1888〜1965)は名を鴻、号を枕流といい、字の雪泥で通る。官吏登用試験である科挙が廃止されたことをきっかけに画業に従事すべく勉強をはじめ、上海で美術・活字印刷を手がけながら活動した。また、民国期から解放後にかけて上海の複数の美術団体に参与した。その絵画は山水・花卉を得意とした。本作は、文人の友とされる竹と梅をそれぞれ朱墨と設色で描き分け、高雅さと清しさを感じさせる仕上がりである。
作品名 | 梅竹奇石図 |
ふりがな | ばいちくきせきず |
作者 | 孫雪泥 |
国名 | 中国 |
制作年 | 中華民国 |
寸法 | 65.8×32.2cm |
目録番号 | 5b-3101 |
釈文 | 鏤月裁氷妙化工吹香移影入簾籠幾回欲問超山路消受何人杖〓中雪泥并句 |
孫雪泥(1888〜1965)は名を鴻、号を枕流といい、字の雪泥で通る。官吏登用試験である科挙が廃止されたことをきっかけに画業に従事すべく勉強をはじめ、上海で美術・活字印刷を手がけながら活動した。また、民国期から解放後にかけて上海の複数の美術団体に参与した。その絵画は山水・花卉を得意とした。本作は、文人の友とされる竹と梅をそれぞれ朱墨と設色で描き分け、高雅さと清しさを感じさせる仕上がりである。