程碒(1855~1941)、字は遠岑。その詳伝は残らないが、民国以降の揚州では名の知れた画家であったという。山水画をもっぱらとし、画風はその人となりに似て謹厳の感があると評される。本作は、俗塵を避け、梅の花咲く山谷に隠棲する文人高士の姿をさわやかな色彩で描いたものである。
作品名 | 梅花高士図 |
ふりがな | ばいかこうしず |
作者 | 程碒(程遠岑) |
国名 | 中国 |
制作年 | 清末~民国 |
寸法 | 72.0×33.3cm |
目録番号 | 5b-6192 |
釈文 | 梅花高士 写奉 公振仁兄先生指正 遠岑弟程碒 |
程碒(1855~1941)、字は遠岑。その詳伝は残らないが、民国以降の揚州では名の知れた画家であったという。山水画をもっぱらとし、画風はその人となりに似て謹厳の感があると評される。本作は、俗塵を避け、梅の花咲く山谷に隠棲する文人高士の姿をさわやかな色彩で描いたものである。