何香凝(1878~1972)は双清楼主と号した女流画家であるが、革命家・政治家としてより著名である。夫で同じく革命家の廖仲愷とともに日本へ留学して絵画を学び、その後画家としても活躍した。日本滞在中に孫文と知り合って活動に参加し、解放後は共産党員として要職を歴任した。本作は、東京で学んだ画技によって木の枝にとまる梟を描いたものであるが、日本画の影響が垣間見えて興味深い。
作品名 | 梟図 |
ふりがな | ふくろうず |
作者 | 何香凝 |
国名 | 中国 |
制作年 | 民国元年(1912) |
寸法 | 74.2×27.1cm |
目録番号 | 5b-7269 |
釈文 | 建国元年仿宋元法為 昆生世台正之 何香凝学於東京 |
何香凝(1878~1972)は双清楼主と号した女流画家であるが、革命家・政治家としてより著名である。夫で同じく革命家の廖仲愷とともに日本へ留学して絵画を学び、その後画家としても活躍した。日本滞在中に孫文と知り合って活動に参加し、解放後は共産党員として要職を歴任した。本作は、東京で学んだ画技によって木の枝にとまる梟を描いたものであるが、日本画の影響が垣間見えて興味深い。