楷書抱朴子軸

かいしょほうぼくしじく
     

魏戫(1870~1938)は字を鉄(珊)といい、匏公と号した。官途に就きつつ書をたくみにし、はじめ張猛龍碑を学び、瘞鶴銘を経て漢隷にいたった。また音楽・戯曲にもよく通じ、詩作をよくし、武芸にもすぐれたという。晩年は売書によって生計をたてた。本作は、『抱朴子』外篇の一部580余字を細楷により書写したものであるが、端々に瘞鶴銘を学んだことがうかがえる。

                                           
作品名楷書抱朴子軸
ふりがなかいしょほうぼくしじく
作者魏戫
国名中国
制作年民国11年(1922)
寸法168.4×45.1cm
目録番号5A-1141

魏戫(1870~1938)は字を鉄(珊)といい、匏公と号した。官途に就きつつ書をたくみにし、はじめ張猛龍碑を学び、瘞鶴銘を経て漢隷にいたった。また音楽・戯曲にもよく通じ、詩作をよくし、武芸にもすぐれたという。晩年は売書によって生計をたてた。本作は、『抱朴子』外篇の一部580余字を細楷により書写したものであるが、端々に瘞鶴銘を学んだことがうかがえる。

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