楷書臨麻姑仙壇記四屏

かいしょりんまこせんだんきしへい
     

曾默躬(1881~1961)は、字を墨公、号を阿默といい、四川成都の人。医師であるとともに、詩・書・画・篆刻にすぐれ、とくに金石研究と篆刻で知られた。書画作品の大部分は、文化大革命中に散逸したとされる。

本作は、「大字麻姑仙壇記」の節臨作品。遺作例が少ないことから、曾默躬の学書の実態は明らかではないが、本作のような堂々たる顔法の書を残していることは、注目に値する。

                                           
作品名楷書臨麻姑仙壇記四屏
ふりがなかいしょりんまこせんだんきしへい
作者曾黙躬
国名中国
制作年民国26年(1937)
寸法各156.8×39.5cm
目録番号5A-0482

曾默躬(1881~1961)は、字を墨公、号を阿默といい、四川成都の人。医師であるとともに、詩・書・画・篆刻にすぐれ、とくに金石研究と篆刻で知られた。書画作品の大部分は、文化大革命中に散逸したとされる。

本作は、「大字麻姑仙壇記」の節臨作品。遺作例が少ないことから、曾默躬の学書の実態は明らかではないが、本作のような堂々たる顔法の書を残していることは、注目に値する。

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