この作品も「博古画」です。「鶉」は中国語の発音で「安」と通じるため、安らかさを表現するものとして描かれます。「爵」は三本足の飲酒器で「爵位」に通じることから出世を意味します。
正月には多くの吉祥に囲まれて、一年の繁栄を祈念するために、前年の嘉平月（12月）にこのような絵画はたくさん描かれたことでしょう。
水仙の盆栽に置かれているのは、少し変わった形の石です。いわゆる「奇石」と呼ばれるもので、ほかの絵にも登場します。
| 作品名 | 歳朝図 |
| ふりがな | さいちょうず |
| 作者 | 李野 |
| 国名 | 中国 |
| 制作年 | 清時代後期 光緒13年（1887） |
| 寸法 | ９０．５×４３．７ｃｍ |
| 目録番号 | 5b-6258 |
| 釈文 | 平安如意富貴神僊 丁亥嘉平月 李野 |
この作品も「博古画」です。「鶉」は中国語の発音で「安」と通じるため、安らかさを表現するものとして描かれます。「爵」は三本足の飲酒器で「爵位」に通じることから出世を意味します。
正月には多くの吉祥に囲まれて、一年の繁栄を祈念するために、前年の嘉平月（12月）にこのような絵画はたくさん描かれたことでしょう。
水仙の盆栽に置かれているのは、少し変わった形の石です。いわゆる「奇石」と呼ばれるもので、ほかの絵にも登場します。
