泰平百人一首教鑑(全)

たいへいひゃくにんいっしゅおしえかがみ
     

江戸後期の人気読本作家である池田東籬(1788~1857)が著したもの。挿絵は、新見大年・喜多川祭魚による。表紙に「女訓躾方」「女今川入」とあることから、女性のための教訓書を兼ねていた。​

この作品の冒頭の色刷の頁には、六歌仙が描かれている。六歌仙は紀貫之が『古今和歌集』の「仮名序」において優れた歌人として挙げた在原業平、小野小町などのこと。現在の私たちの目も惹く色鮮やかな挿絵は、書物の内容を豊かにする効果があった。

                                           
作品名泰平百人一首教鑑(全)
ふりがなたいへいひゃくにんいっしゅおしえかがみ
作者池田東籬
国名日本
制作年江戸時代後期 慶応元年(1865)板
寸法25.0×19.0cm
目録番号WHI-0034

江戸後期の人気読本作家である池田東籬(1788~1857)が著したもの。挿絵は、新見大年・喜多川祭魚による。表紙に「女訓躾方」「女今川入」とあることから、女性のための教訓書を兼ねていた。​

この作品の冒頭の色刷の頁には、六歌仙が描かれている。六歌仙は紀貫之が『古今和歌集』の「仮名序」において優れた歌人として挙げた在原業平、小野小町などのこと。現在の私たちの目も惹く色鮮やかな挿絵は、書物の内容を豊かにする効果があった。

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