清平五福図

せいへいごふくず
     

屈兆麟(1866?~?)は、繆嘉蕙(1841~1918)と並び慈禧皇后(1835~1908)の代筆を務めた人物の一人である。「五福」を象徴する五匹の蝙蝠の表情が、愛らしい平和と幸福を願う吉祥画で、款記の光緒戊申とは光緒34年(1908)をさし、西太后が亡くなる約半年前に描かれた作品である。「御賜松寿」の引首印を用いている。

                                               
作品名清平五福図
ふりがなせいへいごふくず
作者屈兆麟
国名中国
制作年清時代末期
寸法123.9×61.3cm
目録番号4a-2635
釈文清平五福 光緒戊申端陽前三日写於昆明湖値次 仁甫屈兆麟

屈兆麟(1866?~?)は、繆嘉蕙(1841~1918)と並び慈禧皇后(1835~1908)の代筆を務めた人物の一人である。「五福」を象徴する五匹の蝙蝠の表情が、愛らしい平和と幸福を願う吉祥画で、款記の光緒戊申とは光緒34年(1908)をさし、西太后が亡くなる約半年前に描かれた作品である。「御賜松寿」の引首印を用いている。

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