無量仏像図

むりょうじゅぶつぞうず
     

清末民国期には、形式的な仏画と違い、生身の人物画のような親近感のある少しユーモラスな仏画が描かれたのが特徴でした。この絵もお坊さんの肖像のようですが、樹枝を天蓋に見立てて、厳しい目つきでありながら慈悲深くも見える人間味溢れる表情が魅力です。(漢字部 資料紹介 2013年6月号)

                                               
作品名無量仏像図
ふりがなむりょうじゅぶつぞうず
作者陸恢
国名中国
制作年清時代後期 光緒15年(1889)
寸法90.0×39.3cm
目録番号5b-1099
釈文無量仏像 光緒十有五年仲春 之吉写此古仏一区為 鄭盦宮保大人寿 呉江陸恢記

清末民国期には、形式的な仏画と違い、生身の人物画のような親近感のある少しユーモラスな仏画が描かれたのが特徴でした。この絵もお坊さんの肖像のようですが、樹枝を天蓋に見立てて、厳しい目つきでありながら慈悲深くも見える人間味溢れる表情が魅力です。(漢字部 資料紹介 2013年6月号)

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