牛郎織女図

ぎゅうろうしきじょず
     

日本でもおなじみの「たなばた」の故事です。むかし天の川の東岸に織女がいました。彼女は天帝の娘でしたが、来る年も来る年も機織をして神仙の着物を作っていたので、おめかしする暇さえありませんでした。天帝はいつまでも独り身なのをかわいそうに思って、西岸の牽牛郎に嫁がせました。しかし、織女が結婚してからすっかり機織をやめてしまったことに腹を立てた天帝は、織女を東岸に帰らせ、一年に一度だけ会うようにさせました。

                                               
作品名牛郎織女図
ふりがなぎゅうろうしきじょず
作者徐楨
国名中国
制作年清時代後期 光緒11年(1885)
寸法41.0×33.4cm
目録番号4g-0038
釈文一年一会多離隔好把牛郎 覷得眞 乙酉秋日録板橋句以奉 集齋仁兄雅正 榦如弟徐楨

日本でもおなじみの「たなばた」の故事です。むかし天の川の東岸に織女がいました。彼女は天帝の娘でしたが、来る年も来る年も機織をして神仙の着物を作っていたので、おめかしする暇さえありませんでした。天帝はいつまでも独り身なのをかわいそうに思って、西岸の牽牛郎に嫁がせました。しかし、織女が結婚してからすっかり機織をやめてしまったことに腹を立てた天帝は、織女を東岸に帰らせ、一年に一度だけ会うようにさせました。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved