瓦当硯

がとうけん
     

軒先や屋根の両端に使われた瓦当を硯として作ったもので、中央に「乾隆丁未(1787)」の銘文を持ち、周囲に「長楽未央」と鋳込まれている。表面の墨堂は中央に向かって窪んでおり、墨を溜めることが出来る。その言葉の如く、「長楽」の願いを込めて愛玩されたものであろう。

                                           
作品名瓦当硯
ふりがながとうけん
作者不詳
国名中国
制作年清時代中期 乾隆52年(1787)
寸法14.0×12.9×3.2cm
目録番号S-5

軒先や屋根の両端に使われた瓦当を硯として作ったもので、中央に「乾隆丁未(1787)」の銘文を持ち、周囲に「長楽未央」と鋳込まれている。表面の墨堂は中央に向かって窪んでおり、墨を溜めることが出来る。その言葉の如く、「長楽」の願いを込めて愛玩されたものであろう。

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