瓦硯(健寧元年銘)

がけん(けんねいがんねんめい)
     

殷から漢代の出土品のうち、瓦を削り硯としたものを瓦硯という。硯としての実用性よりも、古物を文房具に作って愛玩するという文人の嗜みの一貫として作られたもの。

裏面に「健寧元年」とあることから、後漢時代(西暦168年)の瓦であるが、後世に作硯された倣製硯であろう。

                                           
作品名瓦硯(健寧元年銘)
ふりがながけん(けんねいがんねんめい)
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法15.8×10.4×3.8cm
目録番号B2-12

殷から漢代の出土品のうち、瓦を削り硯としたものを瓦硯という。硯としての実用性よりも、古物を文房具に作って愛玩するという文人の嗜みの一貫として作られたもの。

裏面に「健寧元年」とあることから、後漢時代(西暦168年)の瓦であるが、後世に作硯された倣製硯であろう。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved