百人一首女教訓 女教大全姫文庫

ひゃくにんいっしゅおんなきょうくん おんなおしえたいぜんひめぶんこ
     

百人一首を中心に、女性の教養書として読まれた書物。冒頭の挿絵には、小式部内侍の「ちはやふる神のゐがきにあらねどもなみのうへにも鳥居たつなり」の和歌の場面が描かれる。​

昔、小式部が住吉の浜で、波の上に鳥がいるのをよめと母和泉式部に言われて、「千早振る」と言ったので、波に「千早振る」とはいかがと人びとはあきれたが、続けてそのまま「千早振る神のゐがきにあらねども波の上にも鳥居立つとは」の名吟があったという。

                                           
作品名百人一首女教訓 女教大全姫文庫
ふりがなひゃくにんいっしゅおんなきょうくん おんなおしえたいぜんひめぶんこ
作者不詳
国名日本
制作年江戸時代後期~明治時代前期
寸法25.4×18.2cm
目録番号女教-014

百人一首を中心に、女性の教養書として読まれた書物。冒頭の挿絵には、小式部内侍の「ちはやふる神のゐがきにあらねどもなみのうへにも鳥居たつなり」の和歌の場面が描かれる。​

昔、小式部が住吉の浜で、波の上に鳥がいるのをよめと母和泉式部に言われて、「千早振る」と言ったので、波に「千早振る」とはいかがと人びとはあきれたが、続けてそのまま「千早振る神のゐがきにあらねども波の上にも鳥居立つとは」の名吟があったという。

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