百人一首

ひゃくにんいっしゅ
     

幕末の三筆のひとり、巻菱湖(1777~1843)が書いた百人一首で、江戸時代以降に流行した、折帖・石摺本の装丁である。​

菱湖の書は、手習いに適した書風として、その門人は一時、三千人に膨れ上がったという伝説がある。また、菱湖筆の書物も多く出版されている。​

この作品は、64歳の最晩年に書かれたもので、円熟味を帯びた、どっしりとしつつも流れるような書風である。

                                           
作品名百人一首
ふりがなひゃくにんいっしゅ
作者巻菱湖
国名日本
制作年江戸時代後期 天保11年(1841)
寸法26.0×13.0cm
目録番号WHI-0013

幕末の三筆のひとり、巻菱湖(1777~1843)が書いた百人一首で、江戸時代以降に流行した、折帖・石摺本の装丁である。​

菱湖の書は、手習いに適した書風として、その門人は一時、三千人に膨れ上がったという伝説がある。また、菱湖筆の書物も多く出版されている。​

この作品は、64歳の最晩年に書かれたもので、円熟味を帯びた、どっしりとしつつも流れるような書風である。

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