秋月硯

しゅうげつけん
     

石眼を雲間に見える太陽もしくは月と見立て、地上にはたっぷりと実の付いた草原が彫られている。その形状から、ススキもしくは稲穂を表現したものと考えられ、石眼を月と見立てると、秋の夜長の情景が思い浮かべることができよう。八角形の墨池も印象的である。

                                           
作品名秋月硯
ふりがなしゅうげつけん
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法1.5×9.8×14.0cm
目録番号E1-8

石眼を雲間に見える太陽もしくは月と見立て、地上にはたっぷりと実の付いた草原が彫られている。その形状から、ススキもしくは稲穂を表現したものと考えられ、石眼を月と見立てると、秋の夜長の情景が思い浮かべることができよう。八角形の墨池も印象的である。

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