王爾度(1837~1919)は鄧派の篆刻家。名はあるいは尒度といい、字は頃波、頃陂です。齋堂名は古梅閣といい、暨陽(江蘇江陽)の出身です。南北各地に遊訪し、篆刻は鄧石如(1743~1805)に学びました。書は篆・隸をよくし、とくに篆刻にすぐれ、漢印の法に鄧石如をまじえ、印文は秦・漢二篆をあわせたとされます。印風は穏やかで自然、はなはだ秀美と評されます。この作品も字画は正しく、運筆は平静です。
作品名 | 篆書七言対聯 |
ふりがな | てんしょしちごんついれん |
作者 | 王爾度 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代後期 光緒19年(1893) |
寸法 | 各136.8×32.0cm |
目録番号 | 4A-3125 |
釈文 | 属當中外清龢世 請作君臣喜起歌 癸巳夏五月 王爾度篆 |
王爾度(1837~1919)は鄧派の篆刻家。名はあるいは尒度といい、字は頃波、頃陂です。齋堂名は古梅閣といい、暨陽(江蘇江陽)の出身です。南北各地に遊訪し、篆刻は鄧石如(1743~1805)に学びました。書は篆・隸をよくし、とくに篆刻にすぐれ、漢印の法に鄧石如をまじえ、印文は秦・漢二篆をあわせたとされます。印風は穏やかで自然、はなはだ秀美と評されます。この作品も字画は正しく、運筆は平静です。