王瓘(1847~?)字は孝禹。辛亥(1911)以後は字が通行した。四川同梁の人。あるものには安徽桐城の人とも天津の人ともいう。出自、卒年定かでない。書は特に篆隷に巧みで鄧石如(1743〜1805)・趙之謙(1829〜1884)・楊沂孫(1813〜1881)の影響を受けている。清末の大収蔵家・端方(1861~1911)の幕下にあったこともあり、見聞は広く明拓の「張猛龍碑」をはじめ、金石碑叛の収蔵に富んだ。
作品名 | 篆書七言対聯 |
ふりがな | てんしょしちごんついれん |
作者 | 王瓘 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清末~民国 |
寸法 | 各134.5×31.4cm |
目録番号 | 5A-0474 |
釈文 | 林間温酒焼紅葉 石上題詩埽緑苔 孝禹王瓘 |
王瓘(1847~?)字は孝禹。辛亥(1911)以後は字が通行した。四川同梁の人。あるものには安徽桐城の人とも天津の人ともいう。出自、卒年定かでない。書は特に篆隷に巧みで鄧石如(1743〜1805)・趙之謙(1829〜1884)・楊沂孫(1813〜1881)の影響を受けている。清末の大収蔵家・端方(1861~1911)の幕下にあったこともあり、見聞は広く明拓の「張猛龍碑」をはじめ、金石碑叛の収蔵に富んだ。