緑陰鳴琴図

りょくいんめいきんず
     

許昭(1887~?)は字を微白といい、箕穎草堂と号した。幼くして絵画をたしなみ、師に付くことなく独学で美人・山水・花鳥などの画題をものにした。また書・篆刻にも工であった。古画の模写にすぐれ、宋・元の筆法を取り入れたその画技は名手と評され、上海美専の教授を長年勤めた。本作も、古風を備え、典雅な趣のある美人画である。

                                               
作品名緑陰鳴琴図
ふりがなりょくいんめいきんず
作者許昭
国名中国
制作年民国32年(1943)
寸法45.8×28.8cm
目録番号4a-0414
釈文緑陰鳴琴 擬仇実父図意 癸未冬仲 許昭

許昭(1887~?)は字を微白といい、箕穎草堂と号した。幼くして絵画をたしなみ、師に付くことなく独学で美人・山水・花鳥などの画題をものにした。また書・篆刻にも工であった。古画の模写にすぐれ、宋・元の筆法を取り入れたその画技は名手と評され、上海美専の教授を長年勤めた。本作も、古風を備え、典雅な趣のある美人画である。

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