翡翠図

かわせみず
     

兪寄凡(1891~1968)は現代画家であり、美術教育家である。師範学校を卒業して教員を勤めながら洋画研究会に参加した。その後日本に留学し、川端画学校で洋画を学んだ。帰国後は美術評議委員や教師を歴任した。本作は、岩にとまるカワセミを素朴な水墨で描いたもので、洋画だけではなく、伝統的国画の技法も習得していたことをうかがわせる作品である。

                                               
作品名翡翠図
ふりがなかわせみず
作者兪寄凡
国名中国
制作年民国22年(1933)
寸法63.5×32.3cm
目録番号5b-5220
釈文翰香先生雅教癸酉秋仲寄凡又記 寄凡

兪寄凡(1891~1968)は現代画家であり、美術教育家である。師範学校を卒業して教員を勤めながら洋画研究会に参加した。その後日本に留学し、川端画学校で洋画を学んだ。帰国後は美術評議委員や教師を歴任した。本作は、岩にとまるカワセミを素朴な水墨で描いたもので、洋画だけではなく、伝統的国画の技法も習得していたことをうかがわせる作品である。

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