聖徳太子像は、彫刻、絵画の分野で数多く制作されました。そのうち孝養像は、太子が十六歳の姿を表すもので、父・用明天皇の病気の平癒を願う姿を描いたものです。
髪を角髪に結い、袈裟と横被を着て右手で柄香炉を持ち左手を添える姿は、孝養像の基本的な図像を継承しています。ただし、蓐と呼ばれる敷物の上に立つ姿は珍しく、江戸初期頃の制作と考えられます。
聖徳太子像は、彫刻、絵画の分野で数多く制作されました。そのうち孝養像は、太子が十六歳の姿を表すもので、父・用明天皇の病気の平癒を願う姿を描いたものです。
髪を角髪に結い、袈裟と横被を着て右手で柄香炉を持ち左手を添える姿は、孝養像の基本的な図像を継承しています。ただし、蓐と呼ばれる敷物の上に立つ姿は珍しく、江戸初期頃の制作と考えられます。
作品名 | 聖徳太子孝養像 |
ふりがな | しょうとくたいしこうようぞう |
作者 | (作者不詳) |
国名 | 日本 |
制作年 | 江戸初期 |
寸法 | 55.1×23.1cm |
目録番号 | 日-画-011 |
聖徳太子像は、彫刻、絵画の分野で数多く制作されました。そのうち孝養像は、太子が十六歳の姿を表すもので、父・用明天皇の病気の平癒を願う姿を描いたものです。
髪を角髪に結い、袈裟と横被を着て右手で柄香炉を持ち左手を添える姿は、孝養像の基本的な図像を継承しています。ただし、蓐と呼ばれる敷物の上に立つ姿は珍しく、江戸初期頃の制作と考えられます。