張祖翼(1849~1917)、字は逖先、磊盦と号した。安徽省桐城の人。金石の学に精しく、篆隷を好んで書き、篆書は「石鼓文」を宗とし、隷書は漢碑を尊んだ。兼ねて篆刻に巧みで、鄧石如(1743~1805)に倣った。金石学の著録に、『磊盦金石跋尾』がある。作品の遺例は隷書が多く、その用筆は整正で、漢隷の典型を会得している。
作品名 | 隷書臨楊淮表紀軸 |
ふりがな | りんようわいひょうきじく |
作者 | 張祖翼 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代末期 光緒29年(1903) |
寸法 | 95.6×36.2cm |
目録番号 | 4A-1218 |
張祖翼(1849~1917)、字は逖先、磊盦と号した。安徽省桐城の人。金石の学に精しく、篆隷を好んで書き、篆書は「石鼓文」を宗とし、隷書は漢碑を尊んだ。兼ねて篆刻に巧みで、鄧石如(1743~1805)に倣った。金石学の著録に、『磊盦金石跋尾』がある。作品の遺例は隷書が多く、その用筆は整正で、漢隷の典型を会得している。