花卉双蛇図

かきそうじゃず
     

徐震甲(1817~1885) は字を東園という。江蘇泰州の人。山水・花卉・松画を得意とした。

蛇は、脱皮する生態から再生を連想させる。また中国では、毒をもって毒を制するという考えがあり、毒は避邪の作用があるともされる。また、古代神話に登場する「伏羲」「女媧」の二神は、蛇身人首で描かれることが多く、これも蛇の霊力を反映するものであろう。

                                               
作品名花卉双蛇図
ふりがなかきそうじゃず
作者徐震甲
国名中国
制作年清時代後期 同治6年(1867)
寸法53.8×67.7cm
目録番号4b-0036
釈文石甫仁兄大人 雅鑑并正 東園弟震甲 時丁卯天中正午作

徐震甲(1817~1885) は字を東園という。江蘇泰州の人。山水・花卉・松画を得意とした。

蛇は、脱皮する生態から再生を連想させる。また中国では、毒をもって毒を制するという考えがあり、毒は避邪の作用があるともされる。また、古代神話に登場する「伏羲」「女媧」の二神は、蛇身人首で描かれることが多く、これも蛇の霊力を反映するものであろう。

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