雪中柳鷺図

せっちゅうりゅうろず
     

王珩は、字号を伯琴という以外、経歴等は未詳。
本作は、雪降る月夜の柳にとまるサギとムクドリらしき小禽を描く。作者は賛で、宋時代の作品に倣うと記すが、緻密で写実的な描写は、皇帝に奉仕する画院の職業画家や、清代に江戸の日本で流行した沈南蘋(1682~?)の画風を髣髴させる。

                                               
作品名雪中柳鷺図
ふりがなせっちゅうりゅうろず
作者王珩
国名中国
制作年清時代
寸法58.2×32.4cm
目録番号4a-0075
釈文曽見宋人有此画法背橅其意致塗此 自覩無妥処愧甚適 蘧伯先生過我見而愛之勉署疑識奉贈即希 大方家有所指教 伯琴弟王珩摹古

王珩は、字号を伯琴という以外、経歴等は未詳。
本作は、雪降る月夜の柳にとまるサギとムクドリらしき小禽を描く。作者は賛で、宋時代の作品に倣うと記すが、緻密で写実的な描写は、皇帝に奉仕する画院の職業画家や、清代に江戸の日本で流行した沈南蘋(1682~?)の画風を髣髴させる。

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