張書旂(1890〜1957)は名を世忠といい、字の書旂で知られる。上海美術学校にて油絵・水彩画・木炭画を学ぶとともに、呉昌碩・呂鳳子に国画を学んだ。卒業後は美術教員をつとめ、また渡米して中国文化・美術の宣伝にもあたった。その作風は設色の花鳥画を得意とし、呂鳳子は「花は匂わんばかり、鳥は鳴かんばかり」と評している。本作は、その得意とする花鳥画で、梅の枝にとまる鳥が虫をついばむ姿をたくみに描いている。
作品名 | 花鳥図 |
ふりがな | かちょうず |
作者 | 張書旂 |
国名 | 中国 |
制作年 | 中華民国 |
寸法 | 128.2×27.4cm |
目録番号 | 5b-4370 |
釈文 | 仿新羅山人筆法張書旂写於海上 |
張書旂(1890〜1957)は名を世忠といい、字の書旂で知られる。上海美術学校にて油絵・水彩画・木炭画を学ぶとともに、呉昌碩・呂鳳子に国画を学んだ。卒業後は美術教員をつとめ、また渡米して中国文化・美術の宣伝にもあたった。その作風は設色の花鳥画を得意とし、呂鳳子は「花は匂わんばかり、鳥は鳴かんばかり」と評している。本作は、その得意とする花鳥画で、梅の枝にとまる鳥が虫をついばむ姿をたくみに描いている。