唐雲(1910~1993)は字を侠塵といい、大石居士と号した。幼少より絵を好み、中学を卒業後女学校の国画教諭をしつつ美術団体に所属し、画技を磨いた。日中戦争後は上海に出て絵を売って生計をたて、解放後はさまざまな美術委員を歴任した。その絵画は花鳥・人物をもっぱらとし、まれに山水を描いた。本作は、誕生日の記念に描かれたもので、細かな写実よりも全体の構成を重視した作品である。
作品名 | 花鳥図 |
ふりがな | かちょうず |
作者 | 唐雲 |
国名 | 中国 |
制作年 | 民国32年(1943) |
寸法 | 95.9×35.3cm |
目録番号 | 4b-0402 |
釈文 | 競程先生 四十華誕 癸未秋日 唐雲 |
唐雲(1910~1993)は字を侠塵といい、大石居士と号した。幼少より絵を好み、中学を卒業後女学校の国画教諭をしつつ美術団体に所属し、画技を磨いた。日中戦争後は上海に出て絵を売って生計をたて、解放後はさまざまな美術委員を歴任した。その絵画は花鳥・人物をもっぱらとし、まれに山水を描いた。本作は、誕生日の記念に描かれたもので、細かな写実よりも全体の構成を重視した作品である。