草虫図横披

そうちゅうずおうひ
     

作者の王素(1794~1877 字は小梅)は、花卉・禽獣などすべてにすぐれたが、特に細密な人物画で知られた。本作は、クモ・トンボ・クツワムシ・トカゲなどを描く。植物と虫を組み合わせた草虫図は、動植物を包括する花鳥画の範疇に入る。10世紀五代にその例が知られ、宋代以降は江蘇毘陵で盛んに描かれ、当地の名物になったとされる。

                                               
作品名草虫図横披
ふりがなそうちゅうずおうひ
作者王素
国名中国
制作年清時代後期
寸法33.4×76.8cm
目録番号4a-0188
釈文小梅

作者の王素(1794~1877 字は小梅)は、花卉・禽獣などすべてにすぐれたが、特に細密な人物画で知られた。本作は、クモ・トンボ・クツワムシ・トカゲなどを描く。植物と虫を組み合わせた草虫図は、動植物を包括する花鳥画の範疇に入る。10世紀五代にその例が知られ、宋代以降は江蘇毘陵で盛んに描かれ、当地の名物になったとされる。

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