陳衡恪(1876~1923)は字を師曽といい、朽道人と号した。陳三立(1853~1937)の子。幼少の頃から詩・書・画にすぐれ、20世紀初頭日本に留学し、帰国後は各学校の教員を歴任した。篆刻は秦漢の古印を学び、書は各体に通じた。絵画は山水・人物も描いたが、特に花卉を得意とした。呉昌碩(1844~1927)と親交があったことからその影響を受けており、本作もその簡潔で洗練された用筆に風格がある。
作品名 | 葡萄図 |
ふりがな | ぶどうず |
作者 | 陳衡恪 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清末~民国 |
寸法 | 72.0×36.7cm |
目録番号 | 5b-6089 |
釈文 | 〓僧温日観以〓 白書画月夜葡萄 淡墨迅掃而不設色 為〓林珎賞予写此 摘鮮帯露累々若者 新従大宛得来色香 味具足不必就臥屏 間取之也 朽道人衡 |
陳衡恪(1876~1923)は字を師曽といい、朽道人と号した。陳三立(1853~1937)の子。幼少の頃から詩・書・画にすぐれ、20世紀初頭日本に留学し、帰国後は各学校の教員を歴任した。篆刻は秦漢の古印を学び、書は各体に通じた。絵画は山水・人物も描いたが、特に花卉を得意とした。呉昌碩(1844~1927)と親交があったことからその影響を受けており、本作もその簡潔で洗練された用筆に風格がある。