山水図扇面

さんすいずせんめん
     

張賜寧(1743~?)、字は坤一、号は桂厳。河北滄県の人。官は江南通州州判。初めて北京に遊んだ折には、羅聘(1733~1799)と名を等しくしたという。晩年は楊州に住んだ。この小品は75歳の作。長江を臨む高台に坐り、往来する帆船を眺めやるうち、世俗の事をすっかり忘れてしまった画中の翁に作者の心境を託す。

                                           
作品名山水図扇面
ふりがなさんすいずせんめん
作者張賜寧
国名中国
制作年清時代中期 嘉慶22年(1817)
寸法19.9×56.2cm
目録番号4a-1361-2

張賜寧(1743~?)、字は坤一、号は桂厳。河北滄県の人。官は江南通州州判。初めて北京に遊んだ折には、羅聘(1733~1799)と名を等しくしたという。晩年は楊州に住んだ。この小品は75歳の作。長江を臨む高台に坐り、往来する帆船を眺めやるうち、世俗の事をすっかり忘れてしまった画中の翁に作者の心境を託す。

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