行書六言対聯

ぎょうしょろくごんついれん
     

王撰(1623~1709)は字を異公といい、隨庵などと号しました。明末清初の書画家である王時敏(1592~1680)の第三子です。

本作は、「竹に降る露、松を過ぎる風、芭蕉の葉に当たる雨、茶を沸かす煙、琴の音、書を読む声」とあり、視覚だけではなく、聴覚や嗅覚など、文人の清雅な生活を五感で感じさせる事物が列挙されています。このような対聯を書斎に飾ることで、自然の中で清雅な時間を過ごしているのだとイメージしたのでしょう。

                                               
作品名行書六言対聯
ふりがなぎょうしょろくごんついれん
作者王撰
国名中国
制作年清時代中期
寸法各79.5×15.0cm
目録番号4A-2484
釈文竹露松風蕉雨 茶煙琴韻書声 婁東王撰

王撰(1623~1709)は字を異公といい、隨庵などと号しました。明末清初の書画家である王時敏(1592~1680)の第三子です。

本作は、「竹に降る露、松を過ぎる風、芭蕉の葉に当たる雨、茶を沸かす煙、琴の音、書を読む声」とあり、視覚だけではなく、聴覚や嗅覚など、文人の清雅な生活を五感で感じさせる事物が列挙されています。このような対聯を書斎に飾ることで、自然の中で清雅な時間を過ごしているのだとイメージしたのでしょう。

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