呉雲(1811~1883)、字は少甫、号は平斎、浙江帰安の人。金石書画の大コレクターとして知られる。若き日の呉大澂(1835~1902)・呉昌碩(1844~1927)と交流し、書作に影響を与えたという。その書は、敬愛してやまなかったという何紹基(1799~1873)の影響を色濃く受け、本作もその運筆・結構に何紹基書法との類似点が垣間見られる。
作品名 | 行書呻吟語軸 |
ふりがな | ぎょうしょしんぎんごじく |
作者 | 呉雲 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代後期 |
寸法 | 128.5×30.0cm |
目録番号 | 4A-0294 |
釈文 | 做天下好事既度徳量力又審勢択人専欲難成衆 恕難犯此八字不独妄動人宜慎雖以至公無私之心行 正大光明之事亦須調剤人情発明事理俾大家信従然 後動有成事可久 季崧四兄大人雅鑑 弟呉雲 |
呉雲(1811~1883)、字は少甫、号は平斎、浙江帰安の人。金石書画の大コレクターとして知られる。若き日の呉大澂(1835~1902)・呉昌碩(1844~1927)と交流し、書作に影響を与えたという。その書は、敬愛してやまなかったという何紹基(1799~1873)の影響を色濃く受け、本作もその運筆・結構に何紹基書法との類似点が垣間見られる。