近代詩人の詩二首を行書で書いた作品。林紹年(1845~1916)は、福建閩県の人。字は賛虞。1874年に29歳で進士に及第し、翰林院編修を授かる。西太后(1835~1908)が頤和園の修復に海軍費を流用したことに激しく抗議したことで有名となり、後には南方の巡撫などを歴任し、晩年は北京で改革派の要職についた。
作品名 | 行書団扇 |
ふりがな | ぎょうしょだんせん |
作者 | 林紹年 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代後期 光緒20年(1894) |
寸法 | 24.1×24.5cm |
目録番号 | 4a-1749-2 |
釈文 | 欅蘿捫石 到山〓放眼長空別 有天風定江流平水掌 夕場紅送打魚船 晩登西山 一船山色一農詩午寂 登山叩竹扉遊罷禅關 人倚校侶沾麓翠満春 衣 江上口占 甲午五月録近人詩為 序東大兄大人正 弟林紹年 |
近代詩人の詩二首を行書で書いた作品。林紹年(1845~1916)は、福建閩県の人。字は賛虞。1874年に29歳で進士に及第し、翰林院編修を授かる。西太后(1835~1908)が頤和園の修復に海軍費を流用したことに激しく抗議したことで有名となり、後には南方の巡撫などを歴任し、晩年は北京で改革派の要職についた。