譚澤闓(1889~1948)は、兄の譚延闓(1880~1930)とともに近代の書法家として評価されています。翁同龢(1830~1904)や何紹基(1799~1873)の書法を学びましたが、彼らはいずれも顔真卿(709~785)の書法を良く学んだことで知られています。譚澤闓も遡って顔真卿を学び、気迫に満ちた力強い書風を表しました。この作品は蘇軾(1037~1101)『前赤壁賦』の跋文を書いたものです。(漢字部 資料紹介 2018年7月号)
作品名 | 行書蘇軾前赤壁賦跋語軸 |
ふりがな | ぎょうしょそしょくぜんせきふばつごじく |
作者 | 譚澤闓 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清末~民国 |
寸法 | 77.0×35.5cm |
目録番号 | 4A-2075 |
釈文 | 軾去歳作此賦未嘗出 以示人見者蓋一二人而 己欽之有使至遂親書 以寄 頌文仁兄法家正捥 譚澤闓 |
譚澤闓(1889~1948)は、兄の譚延闓(1880~1930)とともに近代の書法家として評価されています。翁同龢(1830~1904)や何紹基(1799~1873)の書法を学びましたが、彼らはいずれも顔真卿(709~785)の書法を良く学んだことで知られています。譚澤闓も遡って顔真卿を学び、気迫に満ちた力強い書風を表しました。この作品は蘇軾(1037~1101)『前赤壁賦』の跋文を書いたものです。(漢字部 資料紹介 2018年7月号)