西泠散歩図巻

せいれいさんぽずかん
     

呉滔(1840~1895)は、字を伯滔といい、鉄夫、疎林などと号した。浙江省石門の人。山水は、奚岡(1746~1803)を学んだ。画名高く、終年門を閉ざして作画につとめ、四方より画を乞う者が戸外に満ちたといわれる。
西泠とは対岸との間にかかる「西泠橋」のことで、西泠橋を散歩する人物を中心に、浙江省杭州市に在る西湖や孤山の美しい風景を描いたもの(
図版は巻頭部分)。

                                               
作品名西泠散歩図巻
ふりがなせいれいさんぽずかん
作者呉滔
国名中国
制作年清時代後期 同治9年(1870)
寸法32.7×136.7cm
目録番号巻ー画-031
釈文佑申太守大人属画 白堤散歩即希大雅教正 庚午秋八月呉滔客虎林作

呉滔(1840~1895)は、字を伯滔といい、鉄夫、疎林などと号した。浙江省石門の人。山水は、奚岡(1746~1803)を学んだ。画名高く、終年門を閉ざして作画につとめ、四方より画を乞う者が戸外に満ちたといわれる。
西泠とは対岸との間にかかる「西泠橋」のことで、西泠橋を散歩する人物を中心に、浙江省杭州市に在る西湖や孤山の美しい風景を描いたもの(
図版は巻頭部分)。

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