本作は、女性が鏡を見る姿を描く。人物自体は後ろ姿で描かれ、顔のみが鏡にうつしだされる構図に特徴がある。また、衣服の文様なども精緻に描写されており、鮮やかな色彩とともに見る者の目を引く。作者の徐巽(1810~? 号:宝篆)は、女流画家で、その感性が反映されているのであろう。中国近代美人画の優品。
作品名 | 観鏡図 |
ふりがな | かんきょうず |
作者 | 徐宝篆 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代後期 |
寸法 | 86.8×33.7cm |
目録番号 | 4a-0983 |
釈文 | 星五方伯大人 鈞誨 湘雯巽謹絵 |
本作は、女性が鏡を見る姿を描く。人物自体は後ろ姿で描かれ、顔のみが鏡にうつしだされる構図に特徴がある。また、衣服の文様なども精緻に描写されており、鮮やかな色彩とともに見る者の目を引く。作者の徐巽(1810~? 号:宝篆)は、女流画家で、その感性が反映されているのであろう。中国近代美人画の優品。